カンボジア旅行(4)断崖上の世界遺産！プレアヴィヒア寺院 : Jakarta駐妻日記

３日目は、ベンメリア遺跡、コーケー遺跡、プレアヴィヒア寺院、とかなり移動距離の長い行程。

アンコールワットからプレアヴィヒアまでは車で4時間ほど。娘が大丈夫か不安はあったのですが、
「断崖上の世界遺産」「天空寺院」という文言に惹かれて申し込みました。

専用車だとかなり高くなるので混載で申し込み、一人128ドル。
娘は無料だったのは嬉しい（6歳まで）

朝6：30ロビー集合。他に3組いて、合計7人でのツアーとなりました。
朝食は、ホテルでお弁当にしてくれました。なかなか美味しかったです。

まずは、超！楽しみにしていたベンメリア遺跡に7:30到着。
早朝なので誰もいないし、すごく涼しかったです。むしろ寒いくらい。

★ベンメリア遺跡＜Wikipediaより＞-----------------------

アンコールワットから東へ直線距離で約40km東方に位置し、現在も修復が施されないままに放置され、
密森の中にひっそりと眠り静かな佇まいを見せる平面展開型の巨大寺院。
原形をとどめないほど崩壊がひどく、苔むし、ほとんどが瓦礫の山のと化し廃墟の感を強く漂わせる。
『天空の城ラピュタ』のモデルではと噂されているがこの遺跡の詳細が広く紹介されるようになったのは映画公開よりも後なので矛盾しており、スタジオジブリの公式の説明にも当然入っていない。
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とのこと。でも、、ほんと、リアルラピュタでした。

もーーー遺跡好きの私としては、この手付かずで残っている感じがたまらなく好きです。

どこをどう撮っても絵になる。

歩いて周るには危ない場所もあるのかと思ったら、階段などもちゃんと作られていて
危険な所はなかったです。
ただ、歩道をはずれると、まだ地雷が残っているらしいので、道を外れないように注意が必要です。
あと、ガイドがタランチュラの巣からタランチュラを引っ張り出そうと何回かトライしていて怖かった、、子供の頃よく食べていたそうです。

▼ここは写真スポットらしく、ガイドが撮ってくれました。

ガイドがどんどん先へ行ってしまうのでわりと駆け足で1時間で周りましたが、
もっと時間かけて見たかったくらい良かったです。

車に戻って、1時間で、次はコーケー遺跡へ。9：30
ヒンズー教だけど珍しいビラミッド型の遺跡。中には入れず、王だけが、頂上まで登れたそう。

この、階段を上るのが、、めっちゃ怖かったです。ひゃーひゃー言いながら登りました。娘はなぜかへっちゃら。

下りなんて自分のことで精一杯だったので、ツアーで一緒だったお兄さんが娘と手をつないで下りてくれました、、
頂上はこちら。絶景！だけど怖い！

ここも1時間ほどで周り、昼食へ。
まさかの、遺跡内のレストランでした。

遺跡を眺めながら食べるカンボジアの家庭料理。美味しかったです。
カンボジア料理って辛いのあんまりないんですね。
屋内ではなかったけど、日陰は涼しかったです。

続いて、最後の目玉！天空寺院プレアヴィヒアへ！
1時間半車でぐっすり寝て、13時到着。車を乗り替えて、かなり急な坂を上る。

★プレアヴィヒア寺院<色んなサイトからピックアップ>------------------------

カンボジアとタイ王国国境にあるダンレク山地内のカンボジア王国領内（プレアヴィヒア州）に位置するヒンドゥー教寺院である。9世紀末にクメール人によって建設され、11世紀に増築されたとされる。

カンボジアとタイの間には、この領有権を巡る紛争が存在します。

2008年、プレアヴィヒア寺院がカンボジアの世界遺産として登録されると、武力衝突はさらに激しくなり、民間人の死者まで出るような状況に。

このような状況だったため、世界遺産として登録はされたものの長い間立ち入り禁止区域に指定されており、安全面から大手のツアー会社も近年までは積極的に宣伝を行っておらず、知名度はあまり高くありません。

最近になって、国際裁判の判決でカンボジア側が勝訴し、正式にカンボジア領として落ち着くことになったようです。

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という、、一般公開されたのがほんと3年ほど前という世界遺産。
まだ知られていないので観光客は少なく、なぜか日本人は多いようです。
ガイドさんが日本人は高いところが好きなのか？と言っていましたｗ

車を降りて歩きながら、警察の駐屯地や防空壕の跡などを説明してもらいながら、
この階段に到着。階段の下がタイだそうです。下にはタイの警察が、上にはカンボジアの警察がいます。

紛争を避けるため、警察が先に立ち、軍隊は後ろに控えているんだそうです。

そして、寺院へ続く石畳を歩くのが、、結構長い、、

そして頂上！

全体的に断崖なのかと思ったら、遺跡の端の部分が断崖になっていました。
縄が1本あるだけで、この下はほんとに何もない絶壁。なので怖くて端っこまでは行けませんでした。
娘もいるので手を握って、お願いだから予想外の行動今しないでねと懇願。

怖いのでじっくりは見れませんでしたが、、絶景でした！
下りはこんな道。足にきます。